年賀状でよく用いられる「干支」の意味と由来
年賀状には「干支」のイラストが描かれたものを多く見かけますね。虎、竜、馬、猿など、十二の干支が毎年順番に切り替わっていきます。
干支の覚え方、そして読み方は「ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い」となります。それぞれの干支の由来は、以下の通りです。 子(鼠・ねずみ)2020年、2032年・・
ねずみはすぐに子ねずみがどんどん増え、そして成長していきます。子孫繁栄と行動力があらわれています。 丑(牛・うし)2021年、2033年・・
肉は大切な食糧になり、パワーの源です。粘り強さと誠実さをあらわす、社会と密接に関わる干支です。 寅(虎・とら)2022年、2034年・・
虎の毛皮は古来から美しい模様として捉えられており、全身は夜空に輝く星と考えられていました。決断力と才知の意味があります。 卯(兎・うさぎ)2023年、2035年・・
従順で温厚の意味があり、うさぎの穏やかな様子から家内安全を、跳躍する姿から飛躍の姿をあらわしています。 辰(竜・たつ)2012年、2024年、2036年・・
伝説の生き物である竜は、古来中国では権力者の象徴として扱われてきました。正義感と信用の意味があります。 巳(蛇・へび)2013年、2025年、2037年・・
執念深いとも言われている一方で、恩に厚く、助けてくれた人には恩返しを行うと言われています。 午(馬・うま)2014年、2026年、2038年・・
昔から人の役に立ち、人間も馬を大切に扱ってきました。人との付き合いが古い反面、陽気で派手好きという意味合いもあります。 未(羊・ひつじ)2015年、2027年、2039年・・
羊は群れをなして生活する動物です。家族の安泰を願っていつまでも平和に暮らす願いがこもっています。 申(猿・さる)2016年、2028年、2040年・・
山の賢者であり、山神の使いとも信じられています。信仰の対象としてみ馴染み深く、器用で臨機応変といった意味合いもあります。 酉(鳥・とり)2017年、2029年、2041年・・
とりは「とりこむ」と言われており、商売などには縁起が良いとされています。 戌(犬・いぬ)2018年、2030年、2042年・・
社会性があり、忠実な動物です。勤勉で努力家の意味もあります。 亥(猪・いのしし)2019年、2031年、2043年・・
いのししの肉は万病を防ぐという言い伝えがあり、無病息災の象徴とされていました。
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